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『5150』は、ヴァン・ヘイレンが1986年に発表したアルバム。通算7作目で、本作よりサミー・ヘイガーが加入。 == 解説 == 前作『1984』に伴うツアーが終了すると、デイヴィッド・リー・ロスはソロ活動を開始し、1985年初頭、初のソロ作品となるミニ・アルバム『クレイジー・フロム・ザ・ヒート』を発表。そして、本作のためのリハーサルには参加せず、そのままヴァン・ヘイレンを脱退。バンド側は、当時ソロ活動をしていたサミー・ヘイガーと接触し、9月にはエドワード・ヴァン・ヘイレンがサミーのステージに飛び入りした〔日本盤CD(WPCR-75068)ライナーノーツ(広瀬和生、2005年7月)〕。 デビュー当時からヴァン・ヘイレンの作品をプロデュースしてきたテッド・テンプルマンは、デイヴィッド・リー・ロスのソロ・アルバム『イート・エム・アンド・スマイル』に携わっていたため、バンドはフォリナーのミック・ジョーンズを起用してアルバムを完成させる。エドワード・ヴァン・ヘイレンは「ホワイ・キャント・ディス・ビー・ラヴ」「ドリームス」「ラヴ・ウォークス・イン」でキーボードを使用。また、「ゲット・アップ」「サマー・ナイツ」では、エディはトランストレム(アーミングを行った際、全部の弦の音程が同じ高低差で変化するシステム)を搭載したスタインバーガー社のギターを使用。 ヴァン・ヘイレン初の全米1位を3週連続で獲得した。先行シングル「ホワイ・キャント・ディス・ビー・ラヴ」は全米3位に達し、更に「ドリームス」(全米22位)、「ラヴ・ウォークス・イン」(全米22位)、「ベスト・オブ・ボース・ワールズ」(ビルボード・メインストリーム・ロック・チャート12位)、「サマー・ナイツ」(メインストリーム・ロック・チャート33位)もシングル・ヒットした〔Van Halen | Awards | AllMusic 〕。「グッド・イナフ」は、1987年公開の映画『スペースボール』で使用された〔Spaceballs(1987)-Soundtracks- (IMDb.com)〕。 本作に伴うツアーでは、サミーも一部楽曲(エディがキーボードを弾く曲や、自分のソロ・アルバムからの曲等)でギターを担当。その模様は、DVD『ライヴ・ウィズアウト・ア・ネット』で確認できる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「5150 (アルバム)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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